2017年8月15日

ご挨拶

日本屋外広告業青年部連合会
会長 戸島 健雅

顔写真2

近年、大企業と中小企業の景気格差やオリンピック景気などがこの様なご挨拶の紙面で取り上げられますが、その様な中において我々の業界は変革とも言える状況を迎えているように思えます。景観に対する官民での取り組み、屋外広告物の安全性確保など、旧来の活動内容とは一変してきました。社会における組合としての役割も強くなり、それに伴って青年部組織の立ち位置、役割、活動内容も変わってきているように感じます。各地で開催されている広告景観フォーラム、タウンミーティングなどでは企画から運営までを担う青年部や、安全点検で利用される資料を作成する青年部など、今まさに親組合と共に業界を動かしています。

とかく景観広告検定の問題作成においては、全国の現役青年部員が参画した事業であり、我々青年部組織が業界発展に直接寄与する機会となりました。また屋外広告物の安全性に関連する動向においても、点検基準の策定や点検技能講習、安全マニュアルの作成などで、全国多数の現役青年部員がその役割を担い活動するようになりました。

青年部出身者や青年部関係者が要職に就く場面も多くなっています。単組親会の理事長就任や地区連、日広連の役員に選出されるなど、親会を担うための準備教育組織という青年部の役割が達成され、ステップアップする方々が多くなってきました。

我々が単なる二代目、三代目の集まりからこのように業界に貢献する組織に発展できたのは、先輩方々の実績と功績によるものであり、先輩諸兄に心から感謝を申し上げます。そしてこのような時代に会長を拝命したことを光栄に感じ、全国組織としての重みと一層の責任を胸に職務を遂行して参りたいと思います。まずは日広青連の強みである全国ネットワークと機動力、組織力を生かし、業界を支えるべく活動をしていきます。その為にも全国の皆様には何卒ご理解とご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げます。